レグザサーバーD-M470と手持ちのAndroidタブレットSH-08Eを使ってのレグザAppsコネクト対応アプリの動作確認の2回目。今回は「RZタグラー」を使ってみる。

RZタグラー
TOSHIBA Corp.
価格:無料  平均評価:1.6(1,464 件)


アプリの説明を読むと、録画番組の見どころをタグリストとしてクラウドで共有し、利用できるアプリのようだ。

Google Playの評価は散々だが…

 RZタグラーもGoogle Playからダウンロードできるが、レビューを見たところ「使えない」「アンインストール出来ない」等、散々な評価であり、正直インストールを躊躇してしまうが、とりあえずは使ってみることに。

 手順に従い、 「RZ Apps DB」、「RZタグラー」の順にインストール実施。
アプリ起動後、まずはD-M470を機器登録。



なお、オプションの「デモモードを使用する」がデフォルトでONになっており、この場合、登録機器の候補にダミーが表示されるので、OFFにしている。



メニュー画面は以下のとおり。



RZランキングからクラウド上の様々なタグリストが参照できそう。まずは新着タグリストというのを選択してみると、



のような画面が表示され、クラウド上の新着タグリストが表示される。

 ただ、タグリストは色々表示されるが、そこから録画した番組を表示することはできないようで、正直タグだけ見てもしょうがない。これ結局どうやって使うんだ、といろいろ試行錯誤したが、一応以下の方法でタグリストから番組の頭出しができた。

 まずメニューの「リモコン&タグリスト利用/作成」からリモコン画面を表示。



リモコン画面が表示される。ここでD-M470のリモコンから過去に録画した番組を再生する。
するとアプリのリモコン画面に再生中の番組名が表示される。


(アプリのリモコン画面からD-M470で全録した番組が再生できれば便利と思うが、過去の番組表をアプリから表示する方法がわからない。そもそもできない?)

ここで「タグリスト一覧」ボタン→「番組候補をサーバから取得」ボタンを押すことで、対応する番組のタグリスト一覧をクラウドから表示できる。

TOSHIBA_Officialのいうアカウント名もあり、番組によっては東芝自身がタグリストを作成しているケースも有るようだ。

タグリストを選択すると、このようにタグ一覧が表示される。


 あとは表示されたタグをクリックすることで、該当する場面まで自動的に番組が頭だしされ、再生された。タグのクリックから頭出しまでは特に気になるタイムラグもなく快適に操作できた。

 なおここまでの機能はHDEXサービスにアカウント登録することなく使えた。

 なお、レビューではアンインストール出来ないとのコメントが多かったが、少なくともSH-08Eで試した限り普通にアンインストールも出来た。

RZタグラーを使ってみた感想

 録画した番組の頭出し情報をクラウドで共有する仕組み自体は面白く、D-M470のような全部の番組を自動録画する環境と相性がいいと感じた。クラウドのタグ一覧から録画した番組を再生できないなど、一部使い勝手が悪い部分もあるが、アプリの出来自体もそう悪く無いと思う。
 ただ、ざっと見た限り肝心の頭出しのタグリストの充実度がまだまだ不足していると思う。正直、自分もタグリストを作ってアップロードしようとは思えない。東芝自身もタグリストを公開しているようだが、このタグリストを充実させる仕組みがあればもっと使い出があるサービスになると思った。