今まで、T100TAやMiix 2 8等Windows 8.1タブレットのUSBブートが中々うまく行きませんでしたが、

Macrium Reflect FREE Edition - Information and download








Macrium Reflect FREE Edition+WinPE 5 x86の組み合わせでT100TAでUSBブートによるバックアップソフト起動に成功しましたので、手順や注意点などを紹介します。

■Macrium Reflect FREE Editionインストール時の注意点

 上記のサイトからダウンロードしたインストーラを起動すると、ダウンロードエージェントが起動します。この際、以下のとおりWinPE 5の32bit版を選択しておきます。


すると、本体インストーラと一緒に、pe5x86.zipというWinPE5のファイルもダウンロードされます。このファイルは後ほどブート用のUSBメディアを作成する際に使います。


■Macrium Reflect FREE Editionブート用USBメディアの作成


 インストール完了後、USBメモリをPCに接続した状態で、Macrium Reflectを起動すると、Rescue Media Wizardが起動しますので、以下のようにブート用のUSBメモリを作成します。



 この際に、WinPEファイルをダウンロードするか、ファイル選択するよう促すダイアログも表示されますので、先にダウンロードしておいたpe5x86.zpファイルを選択すればOKです。


■T100TAでUSBブート成功!

 上記で作成したUSBメモリをT100TAに接続し、電源ON時にESCキーを押し続けることで、以下の様なブートデバイス選択画面が表示されます。



 ブートデバイスとして先のUSBを選択すると、以下のとおりUSBからMacrium Reflectが起動しました。なお、Secure Bootは有効、無効いずれの場合も起動しました。

わかりにくいですが、USBブートしてます
Macrium Reflectが起動しています
以下のように、T100TAの隠し回復ディスクは、バックアップソフトからはUSBディスクとして表示されていました。




■Windows PE環境ならUEFI PCでもUSBブート可能


Windows PE: Windows プレインストール環境の概要








を読むと、Windows PE環境ならUEFI PCのブートに対応しているようです。


の記事のとおり、T100TAではWindowsの標準機能でディスク全体のバックアップ、及びUSBブートによるリストアが出来たので、あまりバックアップソフトを使う必要性を感じませんが、Miix 2 8では標準機能で回復ディスクのバックアップが出来なかったので、このMacrium Reflectを使ってのバックアップ、USBブートによるリストアもそのうち試してみようと思います。