Macrium Reflect FREE Editionを利用して、T100TAのUSBブートはとりあえずできました。そこで続いてLenovo Miix 2 8のUSBブートでMacrium Reflect FREE Editionを起動し、バックアップができるかを試してみました。ディスク全体と、回復パーティションのみの2通りで試しています。
 

■試した手順


 Macrium Reflectで作成したブート用のUSBメモリとUSB-HDDを以下のように接続しました


ボリュームUPキー+電源ONで起動すると、以下の様なブートメニューが表示出来ます。

USBからブートすることで、Macrium ReflectをMiixで起動出来ました。

ただ、ディスク全体をバックアップしようとすると「Please run chkdsk C:」のようなCドライブが壊れているかのようなエラーが表示され、バックアップできませんでした。

Miix2 8ではデフォルトでCドライブが暗号化されているようなので、暗号化を解除して再度試してみても結果は変わらずでした。


 なおCドライブをバックアップ対象外とするとバックアップができるようです。回復パーティションのみのバックアップはできました。
 
 ソフトウェアキーボードは使えなかったので、保存先のフォルダ等は予め作っておいたほうがいいです。また日本語フォルダは文字化けするので避けたほうがよいでしょう。

■回復パーティションのリストア確認


 回復パーティションのバックアップをMiix 2 8にリストアし、回復パーティションからの初期化を試みましたが以下のエラーとなりうまく行きませんでした。



 あとから気づいたため試していないのですが、reagentcコマンドで回復パーティションの場所を再設定すればいけるような気もします。ただそれだとWindows標準機能で回復ディスク内に回復パーティションを保存しておいて、この記事の通りに回復パーティションを戻す方式と手間が大して変わらないんですよね。


■まとめ

Miix2 8の場合、結局Macrium Reflectを使ってのCドライブのバックアップが出来ませんでした。ちなみにT100TAだと普通にCドライブを含めてディスク全体をバックアップできた(リストアは試してません)ので、Windows8.1の問題というより、機種固有の問題のようです。

 Windows 7まではとりあえずディスクまるごとバックアップしておけばOKという間隔だったのですが、Windows8.1タブレットの場合、機種によっていろいろ差があるようです。