Galaxy S(SC-02B)にKitkat(Android4.4)カスタムROMをインストール(2)
knakaガジェット情報: Galaxy S(SC-02B)にカスタムROMをインストール(1) 【古いAndroid端末の有効活用】
上記記事の手順で初期化したGalaxy S(SC-02B)にKitkat(Android4.4)ベースのカスタムROMをインストールし、一応動作するところまで確認しました。
本記事では実際にインストールを行った様子を紹介します。
※前回と同様お約束ですが、カスタムROMのインストールは最悪端末が起動しなくなる(修理も受け付けてもらえない)リスクがありますので、以下の手順を試す場合、自己責任でお願いします。
インストールに必要なファイル及びダウンロードサイトは以下のとおりです。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2094861
http://download.cyanogenmod.org/?device=galaxysmtd
自作ライダー: CM11を導入したSC-02Bで通話通信機能が利用可能に※
上記のサイトを参考にインストールを行いました。基本的な手順は上記サイトを参考にして頂くとして、以下でインストール作業中のポイントを紹介したいと思います。
まず上記のファイルの中のCF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zip以外のファイル群をSC-02B内にコピーしておきます。
次に前記事でも使ったOdin3を使って、カスタムカーネルCF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFSを焼きます。CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zipファイルを解凍してできるtarファイルを以下の通りOdin3に設定し、[Start]でSC-02Bに焼きました。
その後SC-02Bを再起動すると、初期画面がループし起動しなくなりますので、裏ぶたを開けて電池を外して電源断。
再び電池を入れ、ボリュームUP+HOME+電源ONボタンを同時に押しっぱなしにすることで、以下のとおりリカバリーモードが起動しました。
wipe data/factory reset
wipe cache partition
を行ったあと、
install zip from sdcard
から、cm-11-20140324-NIGHTLY-galaxysmtd.zipをインストールすると、また無限ループに入りましたので、電池を外したあと再びリカバリーモードで起動すると、以下のとおり別のリカバリーが起動しました。
リカバリーから
をインストールし、一度リブートし再びリカバリーモードで起動。すると今度は以下のGUIベースのリカバリーモードが起動しました。
上記リカバリーモードから
上記記事の手順で初期化したGalaxy S(SC-02B)にKitkat(Android4.4)ベースのカスタムROMをインストールし、一応動作するところまで確認しました。
本記事では実際にインストールを行った様子を紹介します。
※前回と同様お約束ですが、カスタムROMのインストールは最悪端末が起動しなくなる(修理も受け付けてもらえない)リスクがありますので、以下の手順を試す場合、自己責任でお願いします。
■インストール用ファイル一覧
インストールに必要なファイル及びダウンロードサイトは以下のとおりです。
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2094861
- CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zip
- sc02b-OMLL1-modem.zip
- sc02b-OMLL1-ril-gps-blobs.zip
- cm-11-20140324-NIGHTLY-galaxysmtd.zip
上記ファイルは日々アップデートされるため、基本的に最新のファイルを使えばいいと思います。
- gapps-kk-20140105-signed.zip
- notest-kk44-sc02b-20131208-twrp.zip
- kk44_bigmem.zip
■インストール手順
自作ライダー: CM11を導入したSC-02Bで通話通信機能が利用可能に※
上記のサイトを参考にインストールを行いました。基本的な手順は上記サイトを参考にして頂くとして、以下でインストール作業中のポイントを紹介したいと思います。
まず上記のファイルの中のCF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zip以外のファイル群をSC-02B内にコピーしておきます。
(2014/3/26追記)
上記サイトの通り、galaxysmtdファイルはこのままだとSC-02Bインストール出来ません。galaxysmtd.zip内のupdater-scriptファイルを編集し、再度zip圧縮する必要がありますが、私の場合はzipを使って編集作業を行いました。
次に前記事でも使ったOdin3を使って、カスタムカーネルCF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFSを焼きます。CF-Root-XX_OXA_JVT-v4.3-CWM3RFS.zipファイルを解凍してできるtarファイルを以下の通りOdin3に設定し、[Start]でSC-02Bに焼きました。
その後SC-02Bを再起動すると、初期画面がループし起動しなくなりますので、裏ぶたを開けて電池を外して電源断。
再び電池を入れ、ボリュームUP+HOME+電源ONボタンを同時に押しっぱなしにすることで、以下のとおりリカバリーモードが起動しました。
wipe data/factory reset
wipe cache partition
を行ったあと、
install zip from sdcard
から、cm-11-20140324-NIGHTLY-galaxysmtd.zipをインストールすると、また無限ループに入りましたので、電池を外したあと再びリカバリーモードで起動すると、以下のとおり別のリカバリーが起動しました。
リカバリーから
- cm-11-20140324-NIGHTLY-galaxysmtd.zip
- gapps-kk-20140105-signed.zip
- notest-kk44-sc02b-20131208-twrp.zip
をインストールし、一度リブートし再びリカバリーモードで起動。すると今度は以下のGUIベースのリカバリーモードが起動しました。
上記リカバリーモードから
- sc02b-OMLL1-modem.zip
- sc02b-OMLL1-ril-gps-blobs.zip
- kk44_bigmem.zip
をインストールし、再起動。上手くAndroid4.4Kitkatが立ち上がればインストール完了です。
なお私の場合、一度目は起動時にエラーが多発し上手く動きませんでしたが、cm-11-20140324-NIGHTLY-galaxysmtd.zipからもう一度インストールし直すと上手く動くようになりました。
上記の通り、Androidバージョンが4.4.2KitkatベースのカスタムROMが動作しています。
残念ながら今のところ、私の環境ではSIMの認識が上手くできていないため、Wi-Fiでしか使えない状況です。動作は正直モッサリですが、Kitkatで遊んでみるという用途だと十分だと思います。
残念ながら今のところ、私の環境ではSIMの認識が上手くできていないため、Wi-Fiでしか使えない状況です。動作は正直モッサリですが、Kitkatで遊んでみるという用途だと十分だと思います。
■おわりに
今のところSIMの認識が出来ていませんが、Galaxy S(SC-02B)にKitkat(Android4.4)ベースのカスタムROMをインストールし、動作させるところまでは、そう難しい作業もなくできました。もし使わなくなりホコリをかぶっているSC-02Bがあるれば、カスタムROMのインストールにチャレンジするのも面白いと思います。