Panasonicの食器洗い乾燥機(NP-TCR1)を半年程度使っています。私のようなめんどくさがりの人間にとって、食器洗い乾燥機は一度使い出すと手放せなくなる魅力的な家電の一つです。

 本記事では、食器洗い乾燥機購入時に検討すべきポイントを紹介したいと思います。


■汚れが落ちやすい食器とそうでない食器がある


 食洗機が得意な食器はガラスコップやお茶碗などの陶器です。特にガラスコップはピカピカ、キュッキュッとなり、非常に気持ちいいです。またカレー等を食べたあとの陶器も、事前に汚れを拭いたりせずそのまま食洗機に放り込んでも、以下のとおり綺麗になります。



 一方鍋にこびりついた焦げや汚れは取れません。一般的に言われている通り、玉子のこびりつきにも弱いです。


■食洗機非対応の食器について


 プラスチック製の食器等、食洗機非対応の食器が意外と多いです。木製の食器や割り箸も本来NGですが、正直私は気にせず食洗機で洗ってます。今のところ特に問題が発生したことはないので、そんなに神経質になる必要はないようです。(当然自己責任ですが)


■音は結構デカイです


食器洗浄中の音は結構大きいです。どれくらい大きいかというと、食洗機と部屋続きだとテレビの音が聞こえにくいくらいと考えてもらえればと思います。音が気になるタイプの人は設置場所を考えたほうがいいです。


■サイズが大きいのは正義


 食器洗い乾燥機(NP-TCR1)にして一番後悔してるのは大きさです。私は一人暮らしであまり大きいのもかえって邪魔かと思い、「プチ食洗」を謳っているNP-TCR1にしたのですが、正直もっと大きいサイズにしたほうが良かったです。

 NP-TCR1でも以下のとおり、鍋なども含めてそれなりに入るのですが、いざ食洗機を使い出すと必ずもっとまとめて洗いたくなります。



 これから食洗機を買う人は、迷ったら大きいサイズ、食洗機を置く場所における最大の大きさのものを基本に検討した方がいいですよ。


■水道の工事は自分で出来ます


 食洗機を買うときに悩むのは、水道を分岐するための工事が必要になる点です。以下の様な分岐水栓を水道の蛇口に取り付ける必要があります。


 この分岐水栓自体が5千円~1万円程度しますし、工事を業者に頼むと更に費用がかかります。ただ取り付け自体は、水道の元栓を閉めたあと、説明書に従って分岐水栓をはめるだけなので、そんなに難しくないです。以下の工具さえあれば、初めてでも問題なくできます。

私自身も水道に合う分岐水栓と上記のモーターレンチを購入し、取り付け作業を自分で行いました。ただビックカメラ等、購入時に無料で工事してくれたりする店もあります。

《標準工事費セット商品》 食器洗い乾燥機 「NIGHT COLORシリーズ プチ食洗」(食器点数18点) NP-TCR2-CK コモンブラック

自分でやるのが面倒であれば工事費がセットになっている店から購入するという手もあります。


■乾燥機能はお好みでどうぞ


 よく食洗機の体験談を見ると乾燥機能は時間がかかるだけで邪魔というレビューが多い気がします。まあ確かに乾燥機能はやたら時間がかかりますし、乾燥機能がなくても洗浄後、扉を開けて放置しておけば予熱で乾くというのも事実です。

 ただ食洗機は外出前に仕掛けていくケースが多いと思います。その場合は乾燥まで自動でやってもらったほうが便利なので、まあお好みで決めて下さい。


■まとめ

 というわけで食洗機を購入する際に気になるだろう部分をまとめてみました。分岐水栓の取り付けなど最初の敷居は高いですが、いざ使い出すとやはり便利です。

 ただ洗浄時の音が大きいとか、全ての食器がピカピカになるというわけではない、等の問題もあります。このへんが我慢できない人は買わないほうがいいでしょう。

 最後にもう一度繰り返しますが、食洗機の購入を検討されている方は、とにかく設置可能な範囲でなるべく大きいサイズを買うべきです。たとえ一人暮らしとしても、よほど日頃あまり食器を使わないという人でなければ、中途半端に小さいサイズを買うと絶対後悔します。(そもそも日頃あまり食器を使わない人は食洗機を買う必要がないですが)


 「プチ食洗」の最新版です。


今、僕が食洗機を買うとするとこのサイズを選ぶと思います。


食洗機用の洗剤としては、ジョイが定番のようです。私もこれを使ってます。