上の画像は私が最初に購入したスマートフォンのGalaxy S(SC-02B)です。当時としてはよく出来たAndroidスマートフォンでしたが、今は使い道もなくなり、ホコリをかぶっているという人も多いと思います。

 そこでGalaxy S(SC-02B)の有効活用ということで、カスタムROMのインストールに挑戦してみました。本記事では、まずはSC-02BのデフォルトのAndroidバージョンである2.2(FROYO)への初期化を実際に行った様子を紹介します。

※お約束ですが、カスタムROMのインストールは最悪端末が起動しなくなる(修理も受け付けてもらえない)リスクがありますので、以下の手順を試す場合、自己責任でお願いします。

■初期化の様子


の手順を参考に初期化作業を行いました。詳細な手順は上記サイトを参考にしていただくとして、以下では作業イメージを中心に紹介します。

 SC-02Bをダウンロードモードで起動すると以下の様な画面が表示されます。


ODINを起動し、以下のとおりにファイルなどを設定します。Windows 7 x64でもOdinはちゃんと動作するようです。


ダウンロードモードで起動したSC-02BをPCにUSB接続し、ドライバーが正しくインストールされたことを確認後、Startボタンを押すと、書き込みが開始されます。しばらく待つと、以下の通りPASSと表示され、SC-02Bはリカバリーモードで勝手に起動しました。



リカバリーモードでは、ボリューム+/-がカーソル移動、ホームボタンが決定で操作できます。

  • wipe data/factory reset
  • wipe cache partition

を実行後、

  • reboot system now

を実行することで、以下のとおり懐かしい画面が表示されました。


Androidのバージョンも2.2(FROYO)になっています。

■今後の予定

今後は、BB.exciteのSIM経由でデータ通信やテザリングが可能なAndroid4.4カスタムROMのインストールを目標とし、色々試してみる予定です。