knakaガジェット情報: ASUS TransBook T100TAのシステム全体バックアップを試してみた(2)







 前記事までどうもうまく行かなかったWindows8.1の標準機能によるASUS TransBook T100TAのシステム全体バックアップ、及びUSBブートによるリストアがようやくうまく出来たっぽいです。その手順を紹介したいと思います。

まずはブート用USBメモリの作成

 ファイル履歴の「回復」メニューからブート用のUSBメモリを作成します。USBメモリをT100TAに接続した状態で、「回復」→「回復ドライブの作成」メニューからUSBメモリ内に回復ディスクを作成してください。


このUSBメモリにはWindows REというブート可能なWindowsの回復環境が格納されるだけなので、1GBもあれば十分です(当環境では300MB程度の領域を使っていました)。

次にシステム全体バックアップの作成

 同じくファイル履歴の「システム イメージ バックアップ」メニューからシステム全体バックアップを作成します。USB-HDDをT100TAに接続した状態で、「システム イメージ バックアップ」を行います。

システムイメージバックアップをクリック

USB-HDDがバックアップの保存先候補に表示されるので、選択し「次へ」




バックアップが完了すると、こんな感じでドライブのルートにバックアップ用フォルダ「WindowsImageBackup」が作成され、そこにバックアップファイルが格納されます。
ディスク内のパーティションごとにvhdxファイルが作成される。
これでシステムバックアップは完了です。

USBブートによるリストア手順

このように、ブート用USBメモリとシステムバックアップを格納したUSB-HDDをUSBハブで同時にT100TAに接続します。

 T100TAを電源ONし、ASUSのロゴが出る前にESCキーを押すことでブートデバイスメニューが表示されます。
該当するUSBメモリをブートデバイスとして選択しEnter
ここから、
キーボードレイアウトの選択:Microsoft IME
オプションの選択→トラブルシューティング→詳細オプションの順に選択。

「イメージでシステムを回復」を選択

該当するバックアップイメージが選択されていることを確認
「次へ」



ここで「はい」を押すとリストアが開始されます

リストアが始まりました
リストア自体は10分程度で完了し、その後無事にバックアップした時点に戻っていることが確認できました。

 以上、T100TAのシステムバックアップを検討している方の参考になれば。