ちょっと古めのノートPCだとExpressCardスロットが付いています。正直あまり使い道がなかったのですが、先日「PLANEX USB3.0増設対応 ExpressCard用インターフェースカード PL-US3IF02EC」を購入し、USB3.0に対応していないノートPCのExpressCardスロットに接続しています。
本カードを3ヶ月程度使っていますが、使用感などをレビューしたいと思います。


■3ヶ月程度のHDD接続での使用で安定して動作してます

実際には以下の環境でUSB3.0増設カードを使用しています。


  • Endeavor NJ3100
  • I-O DATA USB 3.0/2.0接続 外付ハードディスク 3.0TB HDC-AET3.0K

 NJ3100のExpressCardスロットにインターフェイスカードを挿し増設したUSB3.0ポートに、IO DATAのHDDを接続しています。主にファイルサーバとして利用していますが、3ヶ月程度使用した時点では特にトラブル等は発生せず安定して利用できています。




■接続部分の出っ張りがきになるかも

人によっては気になるかもしれない部分は、以下の様な出っ張りです。


出っ張りが気になるようであれば、以下の様なスリムなモデルを選んだほうが良いかもしれません。

■性能面は?

以下のUSB3.0メモリを使って、性能面を比較してみました。
まずはUSB3.0ポートが最初から付いているノートPCに接続して、CrystalDiskMarkで速度を測定してみたところ以下の結果になりました。

 一方、ExpressCardスロットに増設したUSB3.0の場合は以下の様な結果になりました。

最初からUSB3.0ポートが付いているPCと比べると多少性能は落ちるようです。

 ただ、このUSB3.0対応メモリをUSB2.0ポートに接続した場合の性能と比較すると

、後付のUSB3.0でもUSB2.0と比べると性能は上になっています。


■まとめ

上記の確認結果の通り、増設したUSB3.0ポートの場合、最初から付いているUSB3.0ポートと全く同様の性能とはいかないようですが、USB2.0ポートと比べると性能が出ました。また3ヶ月程度の使用ですが、USB-HDDを常時接続し、ファイルサーバとして安定稼働しています。

 おそらく、ExpressCardスロットはあまり使い道がないと思います。USB3.0増設カードは1000円台からありますので、USB3.0ポートとして有効活用してみてはいかがでしょうか。