競馬やTARGET関連の記事は今後コンピューター競馬活用術の方のブログにアップしていきますので、よろしければご覧ください。


競馬ソフトのデファクトスタンダートといえば、TARGET frontier JV

競馬データの蓄積、参照から、レース当日のネット投票にも使えるすぐれものです。

DOS時代から競馬でTARGETを利用しており、もはやTARGETなしの競馬は考えられない状況。従ってたまに競馬場に行く時など、野外での競馬に備えたモバイルTARGET環境も必須になっている。
先日修理となったT100TAがようやく手元に戻ってきたため、T100TAへのTARGET環境のコピー、及びDropboxを使った自動同期環境を構築するまでの手順を記載しておきます。

まずはTARGETで使用するディスク容量を確認

T100TA-DK32Gはディスク容量が32GBであり、OSなどを除いた空き容量は16GB程度になります。
TARGETでは1986年からのデータが蓄積されている。使用しているディスク容量は5GB程度なので、容量的には問題なし。

TARGETのファイル群をT100TAにコピー

次にTARGETのファイル群をT100TAにコピーする。
基本的にはTARGETがインストールされたフォルダ(通常TFJV)をまるごとコピーすればよいが、一部ファイル(MY_DATA、FUKA_TIMEフォルダ及び基準タイムを格納しているファイル)はPC間で同期するため、コピー対象から外す。

DropboxでTARGET関連ファイルを同期する

次にT100TAにDropboxをインストール。
私の場合、TARGET関連ファイルのうち

  • STBABASA.DAT(基準タイムファイル)
  • MY_DATAフォルダ
  • FUKA_TIMEフォルダ
を同期している。
ただし、このままだとDropboxフォルダとTARGET用のフォルダが別になるため、以下のコマンドでシンボリックリンクを作成する(管理者権限で実行する必要がある)。



これで、それぞれの環境で入力したコメント、基準タイム、付加タイム、投票内容などが自動的にマージされ同期するようになる。

TARGETに利用キーの設定

TARGETを初めて起動した端末ではJV-LINKのインストールが促されるため、JRA-VANのサイトからダウンロードし、インストールする。
DataLabを利用するにはPCごとに利用キーをJRA-VANのマイページより取得する必要がある。1アカウントで2つの利用キーが取得できるので、2台のPC(例えば母艦PCとモバイル用PC)で同時にTARGETを利用できることになる。PCが変わるごとに(PCを初期化した場合も)利用キーも再取得する必要がある点は注意。利用キー設定後、TARGETからのデータ登録が動作すれば、設定完了。

最近のPCのスペックだと当然ですが、特にストレスなく動作します。

(2014/1/31追記)
DropboxによるTARGET環境の同期についてもう少し詳しく書いてみました。
Dropboxを使ったTARGET frontier JV 環境の同期方法を紹介: コンピューター競馬活用術






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