昔のauはレベル2SIMロックなるものがかかっており、同じAUでもSIMを差し替えて使うことができなかったが、最近のLTE機ではau間でのSIMの差し替えは可能となっているようだ。
そこで、au iPhone5のSIMをHTC J Oneに差して利用することで通信費を節約できた事例を紹介する。(当然キャリアの保証外の行為なので、試す場合は自己責任でお願いします)


 機種変更で入手したHTC J Oneを気に入って使っていたが、au iPhone5も安く入手できたため1ヶ月ほど2台持ちしてみた。が、さすがにauのパケット通信を2回線持つのは無駄なので、どちらかのパケット通信オプションは解約することにした。

各回線の月々の維持費

HTC J One

LTEプラン 980円
LTE NET  315円
LTEフラット 5985円
毎月割 -1100円
合計 6180円

iPhone5

LTEプラン 0円(auにかえる割)
LTE NET  315円
LTEフラット 5460円
毎月割 -1600円
合計 4175円

 HTC J Oneは機種変ということもあり、iPhone5のほうが維持費が2000円程度安い。しかし長年androidを利用していたこともあり、回線はHTC J Oneで利用したい。そこでiPhone5の回線契約は残し、そのSIMをHTC J Oneで使い、HTC J Oneの回線契約は解約することにした。

 iPhone5はnanoSIMというHTC J Oneで使われるSIMより一回り小さいサイズである。そのため例えば以下の様なアダプタが必要となる。

以下のようにnanoSIMをアダプタにセットすることで、HTC J Oneで利用できるようになる。


iPhone5のSIMをHTC J Oneで使った場合の料金について

iPhone5のSIMをHTC J Oneで1ヶ月ほど使ってみたが、電話及びネット通信も問題なく利用できた。あとは請求される料金が気になるところだが、後日の請求書は以下のとおり。

iPhone5用のスタート割(i)やLTEフラットも有効のままで、通常のiPhone5契約のままでHTC J Oneで回線を利用することで、料金を節約出来た。